有効なツールにより基幹データ活用をレベルアップする
エスフーズが、IBM i上の基幹データ活用ツールである「PHPQUERY」(オムニサイエンス)を導入したのは、2018年夏のことである。実はそれに遡る8年ほど前から、営業部門での効率的な基幹データ活用に向けて有効なツールの導入を模索してきた。
同社のIBM i運用歴は30年以上になる。販売管理や生産管理を軸とする基幹システムは長年にわたる改修を積み重ねてきた結果、完成度・洗練度の高いシステムとして運用されている。ただし基幹データ活用に関しては、いくつかの課題を抱えていたようだ。

図表1 PHPQUERYのポータル画面
「当社では従来、営業部門から寄せられる実績管理などの帳票ニーズに対して、Query/400を使って個別にプログラムを作成してきました。しかし要望が少し異なるだけでも、1つ1つプログラムを作成し直さねばならず、その数は1000本を超えていました。また現場のユーザーは印刷した帳票を見ながら、あるいは直接画面を見たりしながら、Excelにデータを入力し直すといった作業も発生していました。そこで作る側と使う側の双方の負担を軽減するためのツールをずっと探していました」と語るのは、経営企画室システム企画課の伊勢裕課長である。
PHPQUERYを導入する以前も、IBM i上で利用可能な数種類のデータ活用ツールを検討していた。実際に導入した製品もあるが、同社が抱えていた「作る側と使う側の双方のニーズを満たす」という条件を備えるツールにはなかなか出会えず、社内で利用が拡大することもなかったという。
「そんな中2018年にPHPQUERYの存在を知り、オムニサイエンスを訪問して機能を検証したところ、とても使いやすく、ほぼ当社のニーズを満たせることを確認できたので導入を決めました。PHPQUERYはユーザーライセンスが無制限である点も、コストパフォーマンスのよさとして評価の理由になりました」と、経営企画室システム企画課の金岡茂光主任は当時を振り返る。



